大岡越前など出演の加藤剛さん(80)死去・胆のうがんで

俳優の加藤剛さんが6月18日に亡くなられました。
子どものころは加藤さんの演じられる大岡越前がすごく好きでした。
穏やかなイメージの強い俳優さんでしたが、いったいどんな方だったんでしょうか。

どんな人だったのか

加藤剛(ごう)、本名は加藤剛(つよし)。
埋まれは静岡県榛原郡で、お父さんは学校の校長先生をなさっていたそうです。
子どものころは優しい気質で、悲しい内容の絵本を読んで貰うと必ず同じ所で泣いたそうです。
周りから「坊ちゃんと」呼ばれるくらいのおぼっちゃんでしたが、お母さんのお手伝いはよくしていたよう。
かわいいが過ぎます。

しかし、高校時代には柔道部の主将になり2段の腕前に。

大学4年生の時に俳優座に入り、1962年に放送されたテレビドラマ「人間の条件」主人公の梶役でデビュー。
その後、1970年(昭和45年)から代表作である「大岡越前」を「水戸黄門」「江戸を斬る」とローテーションしながら15部にわたって演じ、2006年3月20日の 「大岡越前 ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル」では 息子である夏原遼さん、頼三四郎さんと共演しています。

大岡越前ではアクションよりも人情劇が中心になっていた記憶があります。
公正で人情味にあふれた大岡越前役は加藤さんにぴったりの役柄だったのではないでしょうか。
加藤さんを見たときについ「大岡様」と呼んでしまう人も多いのでは?

大岡越前の親友榊原伊織役だった竹脇無我さんとも親交も深く、2011年に竹脇さんが亡くなったときには手書きの追悼文を寄せています。
大岡越前でのお二人のコンビがとても好きでした。なんというか二人並ぶとお美しかったのですよ。

家庭では

奥様は 女優の伊藤牧子さん。声優もやられていました。
趣味は陶芸を中心にアルトサックスやガーデニングとか。
長男の夏原遼さんはアルトサックス奏者だそうで、お父さんの影響があったのかと思ったら息子さんから教えてもらっていたんですね。
好物の静岡茶を家族に入れてあげたりもしていて、家族仲が良いのが伝わってくるようです。
「伊能忠孝」の映画に出演なさっていましたが、研究もなさっていたとはおどろきました。
博識で穏やかな理想のお父さんです。

(有名人データベース PASONICA JPNより)

胆のうがんで6月18日に

しばらく前からずいぶんと痩せていて病気では?という噂も出ていたようですね。
今年3月に体調を崩し、そのときに胆のうがんだと宣告されたそうです。
6月18日容体が急変し、10時11分にご家族に看取られながら亡くなられ、6月28日に家族だけで密葬を行われました。
9月22日には俳優座劇場でお別れ会が行われます。

(サンケイスポーツより)

受賞歴

★2008年「旭日小綬章」
★2001年「紫綬褒章」
★1998年「第5回読売演劇大賞 選考委員特別賞」受賞作「門-わが愛」「夜明け前」
★1992年「紀伊國屋演劇賞」受賞作「わが愛三部作」
★1992年「芸術選奨文部大臣賞」受賞作「わが愛三部作」

出演作品

【俳優座講演】

■2014年「先生のオリニザニン」(三越劇場)
■2011年「月光の海 ギタラ」(紀伊国屋ホール)
■2013年「月光の海 ギタラ」(地方)
■2010年「大岡越前-卯の花が咲くとき-」(三越劇場

【映画】

■2018年「今夜、ロマンス劇場で」主演:綾瀬はるか
■2013年「舟を編む」原作:三浦しをん
■「伊能忠敬-子午線の夢-」
■「砂の器」

【テレビ】

■2017年 NHK-BS「大岡越前スペシャル」主演:東山紀之
■TBS「大岡越前」
■NHK「坂の上の雲」(伊藤博文役)

【ナレーション】

■NHK「新漢詩紀行」
(俳優座HPより抜粋)
芸歴の長い俳優さんなので、出演作品はたくさんあり他にも多数の作品で活躍されていました。

エッセイ


『こんな美しい夜明け』


『海と薔薇と猫と』

エッセイ集を出されていたとは知りませんでした。
趣味に読書や俳句がはいっていたので、文才もおありだったのですね。
ぜひ読んでみたいのですが、ずいぶん前に出版されているので中古になってしまうかも。

最後に

昭和~平成と活躍された俳優さんが亡くなられるのはさみしいですね。
ご冥福をお祈りいたします。

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