熱中症対策大丈夫?/OS1のNGな飲み方

猛暑で薬局やドラッグストアではOS1(経口補水液)が飛ぶように売れていますね。
しかし、本当に予防には経口補水液が良いのでしょうか。
熱中症の対処方とともに調べてみました。

改めて熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境に私たちの体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
熱中症の重症度はつぎのような段階に分けられます。

Ⅰ度 現場で応急処置ができる程度

・めまい、たちくらみ
・筋肉のけいれん、こむらがえり(痛い)
・汗を拭いても拭いても出てくる

涼しい場所に避難、衣服を緩めて体を冷やしましょう。
水分・塩分を補給しましょう。

Ⅱ度 病院への輸送を必用とする中程度

・頭痛
・吐き気
・倦怠感

涼しい場所に避難し、衣服を緩め体を冷やしましょう。
水分塩分を補給しましょう。
足を高くして休みましょう。
自分でとれなければ、すぐに病院へ。

Ⅲ度 入院して集中治療が必要とする重度

・意識がない
・体がひきつける(麻痺)
・呼びかけに対し返事がおかしい
・まっすぐに歩けない、走れない
・体温が高い

氷や水で体を冷やしましょう。
首、わきの下、足の付け根など、太い血管が通っている場所が良いです。
すぐに救急車を呼びましょう。

(熱中症予防声かけプロジェクトより)

まずは予防!

熱中症の対処を知ることも必要ですが、まずは予防です。
水分、ミネラルをとることは必要ですが、どのようにとったらよいのでしょうか。
いろいろなメディアで薦められているスポーツ飲料とOS1の違い、それぞれの出番は?

冷房のついた室内で活動する人

お茶は利尿作用がありますが、冷房がきちんときいた環境であればそこまで神経質になる必要はないと思われます。
十分な食事をし、水分をとることができれば大丈夫でしょう。
利尿作用が心配であれば、カフェインの含まれていない麦茶などが良いでしょう。
喉が渇いたと思う前に少しずつ水分を補給することが大切です。

屋外でのスポーツや力仕事をする人

ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクが良いと思います。
汗を大量にかいた場合には体液に近いポカリスエット、運動など疲れをとるにはクエン酸、 アルギニンなどがはいったアクエリアスがお勧めです。
ですが、スポーツ飲料ばかりを大量にとりすぎるとペットボトル症候群( スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病)の心配もあります。
ミネラルウォーターや麦茶を合間にとったり塩飴やタブレットを活用して、あまり糖分をとりすぎないようにしましょう。

Ⅰ度、Ⅱ度症状のの熱中症の人

OS1をおすすめします。

同時に体を冷やし、衣服を緩めて涼しいところで休みましょう。

それでも症状が治まらないときには病院へ行きましょう。

OS1を飲みすぎてはダメ

接種上の注意に「医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限りお飲み下さい。」とあるように、熱中症の症状が出た人のための飲料で予防に使うものではありません。
OS-1はもともと熱中症のほかに下痢や嘔吐で体内の塩分やカリウムが失われた人が飲むための飲料です。
そのため通常のスポーツ飲料と比べると塩分やカリウムがかなり多いのです。
それを知らずにがぶがぶと飲んでいると、血圧が上がったり別の疾患が出たりすることがあるので、高血圧や腎臓病、糖尿病の方は特に注意が必要です。
きちんと冷房をきかせ、体を冷やして熱中症を予防できる環境にある場合には、お茶であっても十分な水分補給になります。

最後に

やはり一番大切なのは熱中症にならない環境を整えることです。
どうしても外出をしなければいけないときには、できるだけ水分と必用なミネラルを補給して、無理をしないようにしましょう。

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